カスタムコードのスニペット

このヘルプページの情報は、StudioDesktop Studioの両方に適用されます。

スクリプトによっては、Studioアクションのみでは提供できない複雑な操作が必要とされます。 Studioを使用すると、スクリプトにカスタムコードを追加できます。 これにより、組織のニーズに合わせてスクリプトをカスタマイズすることができます。

カスタムコードの作成にはスクリプトやプログラミングの知識が必要です。 Studioは、Snippetで使用するために開発された、Studioと呼ばれるカスタムプログラミング言語を使用しています。 この言語の使い方を学べるよう、オンラインヘルプに完全なテクニカルリファレンスガイドが用意されています。

スニペットに関する重要ポイント

  • コードスニペットは、スクリプトの構成と効率を向上させるのに役立ちます。 いつ、どのように実行するか、および実行されるプロセスをさらに効果的にコントロールできるようになります。 独自の変数やオブジェクトを作成し、IFFORFOREACHなどのステートメントを使用してプログラミングロジックを追加できます。
  • 製品や機能によってはスニペットを必要としますが、必要ない場合でもスクリプトで使用することができます。
  • 製品や機能でコードスニペットが必要な場合、含める必要があるスニペットに関する詳細情報はオンラインヘルプに提供されています。 スクリプトでのコードスニペットの使い方を示すため、スクリプトの例も含まれています。 製品や機能を実装するには、追加のスクリプトが必要になる場合があります。
  • Snippetスクリプト言語は.NETフレームワークに基づいて構築されています。 この言語はサーバー側で実行され、C#やVisual Basic .NETと同様にMSIL(Microsoft Intermediate Language)にコンパイルされます。

スニペットアクション

スクリプトにカスタムコードを追加するには、Snippetアクションが必要です。 このアクションをダブルクリックするとエディターウィンドウが開き、カスタムコードを追加できます。 エディターウィンドウではコードをデバッグすることもできます。 場合によってはスクリプトに複数のSnippetアクションを含める必要があります。 複数のアクションを使用する場合、各アクションの追加のCaptionフィールドをその目的がわかるようなフレーズで更新してください。

Snippetアクションの配置は重要です。 Snippetが変数に値を代入する場合、その値を必要とするアクションの前にこれを配置しなければなりません。 一方、Snippetに、受け取った値に基づいて行われる意思決定コードが含まれる場合、Snippetはその値を提供するアクションの後に配置しなければなりません。

スニペットとアクションの比較

スニペットで行えることのいくつかは、Studioアクションを使って行うことも可能です。 たとえば、IFおよびFORステートメント用のアクションがあります。 また、カスタム変数を作成して値を代入するために使用できるASSIGNアクションもあります。 これらのアクションを使ってスクリプトにその機能を追加することも可能です。 しかし、スニペットを使用する方がより効率的です。

スニペットにコードを配置することで、スクリプトが整理されてわかりやすくなります。 これにより、スクリプトの作成作業がより簡単で効率的なものになります。 常にスニペットで変数を宣言する習慣をつけることで、今後特定の宣言を探す必要が生じたときに、検索する場所を少なくすることができます。

カスタムコードをスクリプトに追加します

Snippetアクションを使用すると、スクリプトにカスタムコードを追加できます。

  1. CXone Mpowerで、アプリセレクターをクリックし、選択します:Studio
  2. スクリプトページで、スクリプトを見つけて開きます。
  3. Snippetアクションをスクリプトに追加し、プロパティパネルのエディターを開くをクリックします。
  4. エディターウィンドウにコードを入力します。 コードは手動で入力するか、このヘルプサイトや別のスクリプトなど他のソースからコピーして貼り付けることができます。
  5. Applyをクリックして変更を保存します。 スニペットエディターが閉じます。 コードの編集を続行するには、再度開きます。