その他のステートメント

このヘルプページの情報は、CXone StudioDesktop Studioの両方に適用されます。

このページのステートメントは、Studioスクリプトで特有の用途があります。

  • RETURN:関数を終了します。関数からスクリプトに値を渡すことができます。
  • TRACE:デバッガーを使用する際、Snippet editorウィンドウの結果パネルにテキストを出力します。
  • USES:スニペット内にウェブサービスプロキシDLLを含めることができます。

RETURN ステートメント

説明:関数を終了し、オプションで関数からスクリプトに変数を渡します。FUNCTIONステートメントと一緒に使用します。

構文:RETURNまたはRETURN <var>

Studioアクション:Return (CXone StudioReturnのヘルプページを参照)

詳細:関数宣言のコード内で使用しなければなりません。スクリプトに情報を戻すには、キーワードRETURNの後に変数名<var>を追加します。

TRACEステートメント

説明:テキストビュータブでデバッガーを使用する際、テキストをSnippet editorウィンドウの結果パネルに出力します。

構文:TRACE "<value>"

詳細:デバッガーを使用する際にSnippet editorウィンドウの結果パネルに表示させる任意の"<value>"に、TRACEキーワードを追加します。<value>は変数名にすることができます。TRACEは、コードの問題をトラブルシューティングするときや、スクリプトで何が起こっているかを確認するときに役立つツールです。

このキーワードは、Snippetアクションでのみ使用されます。TRACEキーワードはスニペットに残しておいても安全です。実行時、Snippet editorウィンドウのデバッガーツールの外では無視されます。

TRACE "this is trace text"
//The text you specify with TRACE appears 
//In the results window when you use the 
//Debugger on the Text View tab. 

USESステートメント

説明:スニペット内で使用するSOAP WebサービスのプロキシDLLを含めることができます。DLLはNICE CXoneによるWISDLでコンパイルする必要があります。

構文:USES "<proxy>.dll"

StudioアクションUses(CXone StudioUsesのヘルプページを参照)

詳細: USESステートメントを使用するには、プロキシDLLがテナントの閉じた テクニカルサポート、請求、およびCXone環境のグローバル設定の管理に使用される高レベルの組織グループファイルサーバーのルートフォルダーになければなりません。CXoneACDファイルを閲覧するページで、テナント内のファイルを確認することができます。

詳細:SNIPPETアクションからのAPI呼び出しについてのヘルプページで、StudioスクリプトでのWebサービスプロキシの使用について詳しく説明しています。