Workflow Execute

このヘルプページはStudio向けです。 この情報は、Desktop Studio用にも提供されています。

WORKFLOW EXECUTEを使用すると、CRM閉じた コンタクト、販売情報、サポートの詳細、ケース履歴などを管理するサードパーティーシステム。CXone Mpower Agent アプリケーションと統合できます。 このアクションはワークフローを実行します。 ワークフローには、コンタクトのデータを表示したり、チケットを作成したりすることなどが含まれます。 スクリプトで使用されるその他のアクションは、エージェントが電話に出たときに、結果と関連データをエージェントアプリケーションに送信します。 また、その他のアクションでは、通話が完了した際に必要な情報をCRMに引き渡します。

スクリプトがワークフローを実行する間、コンタクトに対して再生する音楽ファイルやその他の音声シーケンスを定義することができます。

依存関係

  • このアクションを設定する前に、のエージェント統合閉じた コンタクト、販売情報、サポートの詳細、ケース履歴などを管理するサードパーティーシステム。アイコン:中に3本の矢印があるオレンジ色の歯車。CRMCXone Mpower設定をセットアップする必要があります。 AgentAgent EmbeddedAgent for Microsoft Teams、およびAgent IntegratedとCRMを統合できます。
  • スクリプトで使用したいワークフローごとに、別のWorkflow Executeアクションを使用する必要があります。 必要に応じて、スクリプトに複数のWorkflow Executeアクションを含めることができます。
  • このアクションで設定ウィザードを使用するには、CXone Mpowerにログインしているか、[ログイン]ボタンを使ってStudioCXone Mpowerのユーザー名とパスワードでログインしている必要があります。 CXone Mpowerにログインしていない状態で、[セッションIDでログイン]ボタンを使用してログインした場合、ウィザードは表示されません。 これは、ウィザードへのアクセスがグローバル認証に依存しているためです。グローバル認証は、CXone Mpowerのユーザー名とパスワードでログインする場合にのみ使用されます。
  • HubSpotまたはKustomerと統合する場合は、スクリプトにCustomEvent アクションを含める必要があります。 このCustomEventは、ワークフローの結果をエージェントアプリケーションに送信します。 CustomEventアクションでは、以下のプロパティを設定する必要があります:

    • TargetAgentプロパティは{Global:__agentId}に設定する必要があります。

    • EventNameプロパティはAgentWorkflowResponseに設定する必要があります。

    • PersistInMemoryプロパティはFalseに設定する必要があります。

    • Dataプロパティは{searchWorkflowOutputJson}に設定する必要があります。

  • このアクションは、Agent Workflow Configurationアクションと一緒に使用する必要があります。 CRM統合スクリプトでのみ使用できます。

サポートされているスクリプトタイプ

電話 デジタル

入力プロパティ

これらのプロパティは、アクションが実行時に使用するデータを定義します。

プロパティ

説明

Add Caption

スクリプト内でこのアクションを一意に識別できる、短いフレーズを入力します。 アクションアイコンにカーソルを合わせるとキャプションが表示されます。

Configuration Id

使用するCRMの設定ID。 このフィールドはアクションの設定ウィザードによって自動入力されます。 このフィールドで代わりに変数を使用する場合は、中括弧({ })で囲んでください。 たとえば、{integrationConfigId}とします。

Workflow Id

このアクションが処理するワークフローのID。 このフィールドはアクションの設定ウィザードによって自動入力されます。 このフィールドで代わりに変数を使用する場合は、中括弧({ })で囲んでください。 たとえば、{searchWorkflowId}とします。

Workflow Payload

このアクションが処理するワークフローペイロードを保持する変数名を入力します。 名前を中括弧({ })で囲みます。 ペイロードはJSONに変換される必要があります。 例:{searchInput.asjson()}。

Sequence

アクションが再生するプロンプトを定義します。 プロンプトは、事前に録音されたWAVオーディオファイルまたはテキスト読み上げ(TTS)閉じた ユーザーが録音プロンプトをテキストとして入力し、コンピューターで生成された音声を使用してその内容を読み上げる機能。 (TTS)を使用できます。

プロンプトがオーディオファイルの場合は、ファイル名を二重引用符で囲んで入力します。 たとえば、"greeting.wav"とします。 オーディオファイルが別のフォルダーにある場合は、ファイルへのパスを含めてください。 たとえば、スクリプトがルートフォルダーにあり、オーディオファイルがその2つ下のレベルのサブフォルダーにある場合、"Subfolder\Subfolder2\Audio-file.wav"と入力します。 スクリプトがルートから1レベル下のサブフォルダーにあり、オーディオファイルがそれと同じレベルの別のサブフォルダーにある場合、"\..\Subfolder\Audio-file.wav"と入力します。

プロンプトがテキスト読み上げの場合は、TTS閉じた ユーザーが録音プロンプトをテキストとして入力し、コンピューターで生成された音声を使用してその内容を読み上げる機能。サービスで読み上げるテキストを入力します。 各セグメントは、二重引用符で囲み、情報の種類を識別するための文字列参照文字を含める必要があります。 例:

"%アカウントの残高は""silence.wav""${accountBalance}"

このプロパティでプロンプトをフォーマットする方法(使用する文字列参照プレフィックス文字など)については、プロンプトのページを参照してください。 シーケンスプロパティを持つ一部のアクションは、プロンプトの作成に使用できるグラフィカルインターフェイスであるシーケンスエディターにアクセスできます。 このアクションは、このエディターにアクセスしません。 ただし、Playなどのシーケンスエディターをサポートするアクションからシーケンスエディターを使用することができます。 Playをスクリプトに追加し、プロンプトシーケンスを作成します。 シーケンスPlayフィールドからのシーケンステキストをこのアクションにペーストしてから、Playを削除します。

このアクションでは、プロンプトの再生は任意です。

Phrase

このプロパティを使用して、プロンプトに含めるテキストを文書化します。 スクリプトでは、このプロパティのテキストは使用しません。 プロンプトの中には複雑で複数のセグメントを含むものがあるため、シーケンスプロパティで必要な書式設定を行わずに書かれたテキストを含めると便利な場合があります。

ActionType

WORKFLOW EXECUTEウィザードで選択したアクションタイプのワークフロー。

Dynamic Data Mapping ID

ワークフローの実行時に顧客カードに表示するダイナミックデータマッピングのID。

出力プロパティ

これらのプロパティには、実行したアクションから返されたデータを保持する変数が含まれています。 これらはアクションが完了したときに参照・使用することができます。

条件

説明

errorArgs

エラーに関する情報を保持するための変数名を入力します。 デフォルトの変数はworkflowErrorOutputです。 変数名を中括弧で囲んでフォーマットする必要はありません。

resultSet

指定したワークフローの結果を保持する変数名を入力します。 デフォルトの変数はworkflowResultOutputです。 このフィールドには中括弧は必要ありません。

cacheKey

検索結果を保持する変数。 結果はelasticasheに保存されます。

結果分岐条件

結果の分岐条件を使用すると、アクションが実行されたときにさまざまな結果を処理できるように、スクリプトにブランチを作成できます。

条件

説明

Default スクリプトが他のブランチのいずれかを取る必要がある条件を満たさない限り、パスが取られます。 他のブランチが未定義の場合にも使用されます。
Success

アクションがエラーなしで完了し、API呼び出しまたはデータの戻りが成功した場合に実行されるパス(2xx応答コード)。

Timeout

ワークフローの実行が、入力で指定されたタイムアウト値を超えた場合のパス。

ValidationError

任意の入力が検証できない場合に取るべきパス。 これは次を含んでいます:

  • 設定IDCXone Mpowerエージェント連携>設定ページにある有効な設定IDでなければなりません。
  • ワークフローIDCXone Mpowerエージェント連携>設定ページにある有効なワークフローIDでなければなりません。
  • ワークフローペイロード:有効なJSON文字列でなければなりません。
InvalidWorkflow

指定されたワークフローが無効な場合に取るパス。

InternalError

アクションでエラーが発生したときに取るべきパス。

NotConfigured

テナント閉じた CXone Mpower環境におけるテクニカルサポート、請求、およびグローバル設定を管理するために使用される上位レベルの組織グループでエージェントの連携が有効でない場合のパス。 この機能を有効にするには、 アカウント担当者にお問い合わせください。

必要なSNIPPETアクションコード

このアクションには、カスタムコードを使用したSnippetアクションが必要です。 必要なスニペットについての情報は、CRMをAgentアプリケーションと統合するためのオンラインヘルプページを参照してください。

アクションとワークフローの選択

  1. Workflow Execute アクションをスクリプトで選択し、アクションのプロパティで[エディターを開く]をクリックします。

  2. このWorkflow Executeアクションに使用させたいCustom CRM Configurationを選択します。 ドロップダウンリストが空の場合、続行する前に、設定を行う必要があります。 このスクリプトでは、Agent Workflow ConfigurationWorkflow Executeの両方のアクションで同じ設定を選択しなければなりません。
  3. このスクリプトの実行時にエージェントが実行できるようにする、1つ以上のActionsを選択します。

  4. Workflow Mappingセクションで、選択したActionsに割り当てるワークフローを選択します。 選択できるワークフローは1アクションあたり1つだけです。 Action列は、各ワークフローオプションがどのアクションに対応するかを示しています。

    次の画像は、ServiceNowで利用可能なワークフローの例です。 別のCRMを使用している場合、オプションは異なります。

  5. ワークフローマッピングを変更する場合、新しいワークフローを選択する前に最初の選択をクリアしてください。 選択したマッピングをすべて削除する場合は、列ヘッダーのチェックボックスを選択します。
  6. Nextをクリックします。
  7. Custom CRM Configurations Updated ウィンドウで選択内容を確認します。 選択を変更する必要がある場合、ウィンドウを閉じて変更を行います。
  8. 選択した内容をWorkflow Executeプロパティに適用するには、Custom CRM Configurations Updated ウィンドウのSaveをクリックします。

スクリプトの例

これは、このアクションをスクリプトでどのように使用できるかを示す例です。 完全なスクリプトではありません。 追加のスクリプト作成が必要な場合があります。

次の例では、Workflow Executeアクションを使用して、CRMアプリケーションをAgentAgent Embedded、またはAgent Integratedと統合しています。 ダウンロードするサンプルスクリプトを含む、アクションの使用に関する詳細情報は、統合プロセスに関するヘルプページにあります。