Google Dialogflow ESを統合

このページのタスクを完了する前に、連携のための前提条件が満たされていることを確認してください。

スクリプトを作成

必須の権限: Studioスクリプトビュー、作成/編集

インタラクションをバーチャルエージェントへルーティングするには、少なくとも1つのStudioスクリプトが必要です。スクリプトのガイドラインと要件に従ってください。スクリプトには、音声バーチャルエージェントの場合は電話メディアタイプ閉じた コンタクトが意図する受信者とつながるための、音声、Eメール、チャットなどの手段。、テキストバーチャルエージェントの場合はデジタルメディアタイプが必要です。このプロバイダーでサポートされているバーチャルエージェントアクションは:

Studioスクリプティングについての詳細は、オンラインヘルプの基本および技術参照ガイドのセクションで知ることができます。

バーチャルエージェントを本番稼動させる準備ができたらスクリプトを1つ以上のポイントオブコンタクト(PoC)に割り当てます。

カスタムペイロードベストプラクティス

カスタムペイロードデータGoogle Dialogflow ESCXoneに統合するときは、これらのベストプラクティスに従ってください:

  • CustomPayloadインテント閉じた コンタクトが発言または入力した内容の背後にある意味や目的。コンタクトが伝えたいことや達成したいこと。のためにコンテキストを渡すために使用します。コンテキストはバーチャルエージェントがユーザーのインテントを理解するために役立ちます。コンテキストは必須ではありませんが、バーチャルエージェントが発話閉じた コンタクトが発言または入力すること。をインテントに一致させるために役立ちます。
  • スクリプトのSnippet アクションで、RESTリソース用のGoogle Dialogflow ESドキュメンテーションリンク先が外部ウェブサイトであることを示すアイコンで概説されている形式に従うcustomPayloadオブジェクトを作成します: projects.agent.sessions.contextStudioオンラインヘルプには、ダナミックデータ変数およびオブジェクトに関する詳細情報が用意されています。
  • また、コンテンツなしのcustomPayloadでカスタムデータを渡すことができます。そのためには、標準JSONキー値ペアをダイナミックデータオブジェクトに含めるようにします。
  • 音声コンテキストは、speech_contactパラメーターのカスタムペイロードで渡されます。このパラメーターの内容は、Studioのトレースやアプリケーションログで確認できます。
  • スクリプト例に示すように、customPayloadDYNAMICオブジェクトはJSONのバーチャルエージェントパラメーターとして渡されます。
  • スピーチコンテキストのヒントは、speechContextsパラメーターにカスタムペイロードで渡すことができます。speechContexts.phrases の値は、提供したいヒントのGoogleクラストークン中央から右上に矢印が向いている正方形。でなければなりません。このトークンは、コンタクトの言語およびロケールと一致している必要があります。例:

    DYNAMIC customPayload
    customPayload.speechContexts.phrases="$OOV_CLASS_ALPHANUMERIC_SEQUENCE"
    customPayload.speechContexts.boost=10		

バーチャルエージェントハブにアプリを追加する

必須の権限: 自動化とAI > 自動化とAIを起動 Studioスクリプトビュー、作成/編集

設定アプリをバーチャルエージェントハブに追加することで、CXoneとバーチャルエージェントプロバイダーの間の接続を確立します。

  1. CXoneで、アプリセレクターをクリックし、選択します:その他>自動化とAI、次いでバーチャルエージェントハブの順にクリックします。また、Studioスクリプトで使用しているバーチャルエージェントアクションをダブルクリックして、バーチャルエージェントハブを起動することもできます。
  2. ボットの追加をクリックします。
  3. [バーチャルエージェント(ボット)名]を入力して、バーチャルエージェントプロバイダーのリストでGoogle Dialogflow ESをクリックします。

  4. 次へをクリックします。

  5. 設定フォームのフィールドに入力して、 次へをクリックします。このフォームの詳細は、本ページの設定ページ詳細セクションに記載されています。

  6. 次へをクリックします。

  7. テキストバーチャルエージェントを設定する場合は、音声のページで[テキストのみ(音声サポートなし)]を選択します。音声バーチャルエージェントを設定する場合は、このページの「音声連携オプションの設定」セクションを参照してください。

  8. [次へ] をクリックします。

  9. トランスクリプトのページで、会話のトランスクリプトとインテント情報をキャプチャするかどうかのオプションを選択します。

  10. 次へをクリックします。

  11. [テスト+追加]ページで、音声またはテキストプロンプトを送信することで、ボットの接続をテストできます。テストメッセージが機能しない場合は、[戻る]をクリックして[設定]ページに戻り、設定を確認します。また、バーチャルエージェントプロバイダーの管理コンソールで設定を検証る必要がある場合があります。

  12. 追加をクリックします。

Google Dialogflow ES設定ページの詳細

構成ページを完了させる際には、次のテーブルの情報を使用してください。バーチャルエージェントハブにアプリを追加すると、このページが表示されます。

Google Dialogflow ESTTS出力を設定する

GoogleTTSサービスを使用する場合は、このセクションのステップを完了してください。バーチャルエージェントハブDialogflowES構成のページで出力TTSの実行のオプションを有効にすると、次の画像のフィールドが表示されます。

  1. バーチャルエージェントハブで、新しい構成アプリを追加し、このページのアプリを追加バーチャルエージェントハブのセクションのステップに従って構成します。
  2. 出力TTSを実行するを有効化
  3. カスタム音声モデルを使用するには、カスタム音声を使用を有効化し、カスタム音声モデルのフィールドに使用するAutoMLモデルの名前を入力します。

  4. Google音声モデルを使用する場合は、ドロップダウンからTTS音声名を選択します。

  5. 音声を合成する際にGoogleTTSサービスに使用させたい機械学習モデルモデルバリアントを選択します。

  6. バーチャルエージェントの音声応答の最初に沈黙を追加するには、先頭の無音を追加のフィールドに追加する沈黙のミリ秒数を入力します。推奨される無音の時間は500ミリ秒です。

  7. 発話速度ピッチ音量ゲインを入力し、TTS音声にどのように発音させたいかを構成します。

  8. このページのアプリを追加バーチャルエージェントハブのセクションに戻り、構成アプリの追加を終了します。

音声連携オプションを設定する

必須の権限: 自動化とAI > 自動化とAIを起動

テキストバーチャルエージェントをセットアップしている場合、このセクションはスキップできます。

  1. バーチャルエージェントハブで、新しい構成アプリを追加し、このページのアプリを追加バーチャルエージェントハブのセクションのステップに従って構成します。
  2. 構成ページでをクリックします。

  3. 「音声」ページの[音声連携オプション]の下で、ナビゲーション管理(CXone音声ボットゲートウェイ)を選択します。
  4. フォームでCXoneクラウドTTSを使用を選択できない場合は、戻るをクリックして構成ページに戻ります。出力TTSの実行スライダーをクリックしてオフにします。これで音声ページでCloud TTSを有効にできます。

  5. Cloud TTSを使用している場合は、TTSベンダーを選択します。バーチャルエージェントプロバイダーのTTSサービスを使用している場合、このフィールドは表示されないで、このステップをスキップすることができます
  6. トランスクリプションオプションの下で、使用するクリプショントランスクリプションサービス用のオプションを選択します。

  7. CXoneトランスクリプションプロファイルを使用する場合は、トランスクリプションプロファイルをクリックして、使用するプロファイルを選択します。新規ターンバイターントランスクリプションプロファイルをクリックし、新しいプロファイルを作成します
  8. 次へをクリックします。
  9. このページのアプリを追加バーチャルエージェントハブのセクションに戻り、構成アプリの追加を終了します。

Google Dialogflow ESアプリをアクションに割り当てる

必須の権限: 自動化とAI > 自動化とAIを起動 Studioスクリプトビュー、作成/編集

バーチャルエージェント閉じた コンタクトが発言または入力した内容の背後にある意味や目的。コンタクトが伝えたいことや達成したいこと。アプリをバーチャルエージェントハブでセットアップして設定すると、それをスクリプトのバーチャルエージェントのアクションに割り当てる必要があります。これにより、アクションとスクリプトがバーチャルエージェントプロバイダーに接続されます。

  1. Studioで、変更するスクリプトを開きます。
  2. まだ行っていない場合は、[ツール]タブをクリックし、[自動化とAI]カテゴリを展開して、使用したいバーチャルエージェントアクションを追加します。必ずスクリプト内の正しい場所に配置してください。期待するアクションが起きない場合は、スクリプトメディアタイプが正しいことを確認してください。たとえば、音声バーチャルエージェント用のスクリプトを作成している場合は、スクリプトは電話スクリプトにする必要があります。

  3. アクションをダブルクリックするとバーチャルエージェントハブが開きます。

  4. 左の列で、アクションに割り当てるバーチャルエージェントを見つけて、その横にあるチェックマーク円の中にチェックマークが入ったアイコン。をクリックします。
  5. 閉じるをクリックします。

トランスクリプションプロファイルを変更する

必須の権限: 自動化とAI > 自動化とAIを起動 Studioスクリプトビュー、作成/編集

トランスクリプションプロファイルを使用すると、バーチャルエージェントプロバイダーが提供するものとは異なるトランスクリプションサービスを使うことができます。バーチャルエージェントごとに1つのトランスクリプションプロファイルを割り当てることができます。音声バーチャルエージェントで作業していて、トランスクリプションプロファイルを変更する必要がある場合のみ、このセクションの手順に従ってください。

  1. CXoneで、アプリセレクターをクリックし、選択します:その他>自動化とAI、次いでバーチャルエージェントハブの順にクリックします。また、Studioスクリプトで使用しているバーチャルエージェントアクションをダブルクリックして、バーチャルエージェントハブを起動することもできます。
  2. バーチャルエージェントハブページの左側にあるバーチャルエージェント設定アプリのリストで、変更するアプリをクリックします。
  3. バーチャルエージェントアプリのプロパティのページの中央で、音声タブをクリックします。
  4. [トランスクリプションオプション]の下で、まだ選択されていなければ、CXoneトランスクリプションプロファイルの使用を選択します。

  5. このバーチャルエージェントに使用させるターバンバイターントランスクリプションプロファイルを選択します。使用したいオプションがない場合は、追加できます

  6. 保存をクリックします。
  7. バーチャルエージェントアプリのプロパティのページのテストのセクションでマイクオプションを使用することで、トランスクリプションサービスをテストします。

バーチャルエージェントをテストする

必須の権限: 自動化とAI > 自動化とAIを起動 Studioスクリプトビュー、作成/編集

バーチャルエージェントの多くの側面をテストして、すべてが意図したとおりに機能することを確認できます。バーチャルエージェントハブのバーチャルエージェントアプリのプロパティページからテストを実行できます。テストでは次のことを行えます:

  • バーチャルエージェントアプリがバーチャルエージェントプロバイダーと通信するように正しく構成されていることを確認します。
  • カスタムペイロードJSONを追加して、バーチャルエージェントによるカスタムペイロードデータの処理をテストします。
  • ウェルカムインテントイベントをトリガーして、バーチャルエージェントが会話を開始する方法をテストします。
  • カスタムインテントイベントをトリガーして、バーチャルエージェント用に作成したカスタムイベントをテストします。
  • タイムアウトイベントをトリガーして、コンタクトがタイムアウトしたときにバーチャルエージェントがどのように応答するかをテストします。
  • バーチャルエージェントがDTMF閉じた ユーザーが電話のキーパッドのキーを押すかタップしたときに生成される信号音。入力を処理する方法をテストします。

次の画像はバーチャルエージェントハブのバーチャルエージェントアプリのプロパティページの例です。構成と音声タブおよびテストペインが表示されます。

  1. CXoneで、アプリセレクターをクリックし、選択します:その他>自動化とAI、次いでバーチャルエージェントハブの順にクリックします。また、Studioスクリプトで使用しているバーチャルエージェントアクションをダブルクリックして、バーチャルエージェントハブを起動することもできます。
  2. 左側のリストから、テストしたいバーチャルエージェント用の構成アプリをクリックして選択します。
  3. [テスト]ペインで、[メッセージを入力]フィールドにテストメッセージを入力し、エンターキーを押して送信します。マイクマイクの形をしたアイコン。をクリックして、コンピューターのマイクに向かって話すこともできます。

  4. ウェルカムインテントで開始をクリックして、最初からテスト会話を開始します。バーチャルエージェントはデフォルトのウェルカムメッセージで応答します。テストメッセージを入力することができます。
  5. その他のオプション 3つのドットを縦に重ねたアイコン。をクリックして、バーチャルエージェントの他の側面をテストします。

  6. [リセット]をクリックして、テストを再開します。
  7. テストの結果に基づいて変更を加える必要がある場合は、次のことができます。

    • バーチャルエージェントのStudioスクリプトを変更します。
    • バーチャルエージェントハブのバーチャルエージェントアプリの構成設定を変更します。
    • プロバイダのコンソールでバーチャルエージェントの構成設定を変更します。バーチャルエージェントハブのアプリのプロパティのページにある大きな四角いボタンをクリックします。このセクションの冒頭の例では、プロバイダーボタン付きのGoogle Dialogflow CXアプリとを表示しています。リンクが外部サイトを開くことを示す四角の上に矢印が重ねられたアイコン。矢印は、正方形の中心から正方形の右上隅を指しています。アイコンが表示されます。
  8. スクリプトまたは構成設定を変更するたびにバーチャルエージェントを徹底的にテストします。
  9. テストが終了したら、[閉じる]をクリックします。