カスタムレポーティング

カスタムレポーティング機能を使用すると、お客様のニーズに合ったレポートを作成できます。 たとえば、個人のパフォーマンスの評価、経営陣への統計の提示、結果のアーカイブなどに利用できます。 カスタムレポートは、組織全体のデータを生成するものや、個別のコンタクトに関する詳細を生成するものなど、目的に合わせて調整できます。 カスタムレポートテンプレートを使用して、CXone Mpowerが追跡する正確なメトリックや属性を選択します。 CXone Mpowerレポーティングアプリケーションは、最初にテンプレートの設定に基づいてレポートを生成します。 その後、カスタムレポートをすべての受信者にEメールで配信します。

役割は、カスタムレポートテンプレート、スケジュール、SFTPアカウントの管理権限を制御します。 これらの機能にアクセスするには、ユーザーに管理者役割またはカスタム役割のいずれかが割り当てられている必要があります。

一度に最大30日分のデータのみを実行することをお勧めします。それ以上のデータを実行すると、レポートがタイムアウトするリスクがあります。 より多くのデータを含むレポートを実行する場合は、システムの使用が少ない「業務の少ない」時間にスケジュールするのが良いでしょう。 可能であれば、業務時間外に大きなレポートを実行してください。 レポートがタイムアウトしてデータを生成できなかった場合、たとえば「スケジュールされたスクリプトが応答待ちでタイムアウトしました」や「再スケジュールの原因:スケジュールされたスクリプトが応答待ちでタイムアウトしました」などの通知を受け取ることがあります。

システムEメールページでは、CXone MpowerメールACDチャンネル、レポート用メール、パスワードリセット用メールCXone Mpowerなど、あらゆる種類の電子メールについて包括的に説明します。 また、メールサーバーの許可リストやSPF閉じた Sender Policy Framework (SPF)は、送信者と受信者をスパム、なりすまし、フィッシングから保護するためのEメール認証標準です。 SPFレコードをドメインネームシステム(DNS)に追加することで、自社のドメインからEメールを送信することが許可された送信者の公開リストを提供できます。レコードに追加したいIPについても説明します。

カスタムレポートに関する重要な事実

  • カスタムヘッダーは、ブランディングの一貫性や組織的な目的に役立ちます。
  • カスタムカテゴリーは、カスタムレポートを整理するのに役立ちます。
  • スケジュールは、レポートの生成頻度を制御します。または、いつでも手動でレポートを実行できます。
  • カスタムレポートを手動で実行すると、Eメールアドレスを入力できるポップアップが表示されます。 こうすると、レポートはそのEメールアドレスに配信されます。実行されるのを待つ必要はありません。
  • カスタムレポートは、CXone Mpowerユーザーや外部のEメールアドレスに送信でき、外部のSFTPサーバーを追加してレポートを受信および保存することも可能です。
  • アカウント担当者は、レポート配信用にEメールドメインのホワイトリストを作成できます。 こうすると、カスタムレポートは、ドメインがホワイトリストに含まれているEメールアドレスにのみ送信できます。 これにより、組織外のユーザーにデータが送信されるのを防ぐことができます。
  • CXone Mpowerは、一般的に使用されるグローバルレポートテンプレートのリストを提供しており、これを利用して作業を始めることができます。
  • CXone Mpowerは、25か月分のコンタクトサマリーデータと、90日分のコンタクト詳細データを保存します。
  • テナントのタイムゾーンが夏時間(DST)を採用している場合、カスタムレポートの時間メトリックもDSTの時間変更に合わせて更新されます。