ボットをテストする

このページは、CXone Bot Builderのボットのテストに関する情報を提供します。 これは、ボットの実装プロセスの第4のステップです。

会話をしてボットをテストする

ボットと会話をすることは、ボットをテストする最良の方法です。 これにより、ボットがインテントをどの程度よく予測できるているかを直接観察することができます。 ボットの予測が間違っていたり、信頼度が低かったりした場合は、調整を加えてすぐにその結果を確認できます。

Bot Builderの組み込みチャットウィンドウを使用して、ボットとチャットすることができます。 このチャットウィンドウは、本番のチャットでは利用できない追加情報を提供します。 テスト会話を実行しながら情報を使用して、ボットの応答設定のどの部分に変更が必要かを判断することができます。

たとえば、次の画像では、ユーザーメッセージのインテント予測と、ボット応答のクイック返信オプションのそれぞれに割り当てられたインテントが表示されています。 ボットが送信する各メッセージの下には、テストしているボットモデルやメッセージIDなど、メッセージに関する情報を含むドロップダウンがあります。 インサイトの[会話]タブで会話を表示する際にも、同じ情報を確認できます。

テストに使用する会話は、実際のインタラクションで使われたものでなければなりません。 ボットを相手にこれらの会話を再現することで、ボットがどのように対応するかをテストすることができます。 まずは、実装プロセスの前の段階で収集した例を使用することから始めることができます。 新しいトレーニング例を集めて、それを使うこともできます。