ダイレクトデータアクセス

ダイレクトデータアクセスを使用すると、Microsoft Excelでテナント閉じた CXone Mpower環境におけるテクニカルサポート、請求、およびグローバル設定を管理するために使用される上位レベルの組織グループのデータベースに安全に接続し、カスタマイズされたレポートや分析を作成できます。 ダイレクトデータアクセスは、Office 365を含むMicrosoft Excel 2013以降のすべてのバージョンに対応しています。 データ辞書のほとんどのメトリックがダイレクトデータアクセスで利用可能です。

ダイレクトデータアクセスは、データアナリストや類似の役割の人が使用することを想定しています。 これらのユーザーは、Microsoft Excelの機能に関する高度な知識とアクセス権を持っている必要があります。以下の機能が含まれますが、これらに限定されません。

  • ピボットテーブルおよび関連機能。
  • データ分析式(DAX)言語。
  • ピボットチャート。
  • PowerViewレポート。

これらのレポートで生成されたデータの可視性をユーザーのセキュリティプロファイルによって制限することはできません。

この製品のサポートは、初期設定およびデータモデルへの接続、ならびにデータに関する質問に限定されています。 Microsoft Excelの機能や操作に関するサポートやトレーニングは、CXone Mpowerでは提供されません。 Microsoft Excelに関する質問については、Microsoftの外部トレーニングおよびドキュメントリソースを参照してください。

ダイレクトデータアクセスの設定

必要な権限ダイレクトデータアクセス

  1. Excelで空白のブックを作成します。

  2. 以下の手順でデータ接続ウィザードを開きます。

  3. 所属するテナントに応じて、以下のサーバー名を入力します。使用しているテナントが以下に記載されていない場合は、すべてのドメイン名リストをクラスターごとにこちらで確認できます。

    • A32https://bi-aa.niceincontact.com

    • B2-C20https://bi.incontact.com
    • E1-E31https://bi.incontact.eu
    • AWSC30またはC31https://bi-ao.incontact.com
    • AWS C29およびC32以降https://bi-ao.nice-incontact.com
    • C71–C74https://bi-cv.nice-incontact.com
    • M32およびM33https://bi-am.niceincontact.com
    • L32–L36https://bi-al.niceincontact.com
    • J32https://bi-aj.niceincontact.com
  4. [OK]をクリックします。

  5. CXone Mpowerユーザー名パスワードを入力します。 [ログオン資格情報]で、[次のユーザー名とパスワードを使用する]が選択されていることを確認します。 [Windows認証を使用する]は選択しないでください。
  6. [次へ]をクリックします。

    ロケーションとユーザー資格情報を設定する際に、「Parser: 'GET'の構文が正しくありません」というエラーが表示される場合があります。 このエラーは、通常サーバー名または資格情報が正しく入力されていない場合に発生します。 また、サーバー名がHTTPではなくHTTPSアドレスを使用していることも確認してください。

  7. [データベースおよびテーブルの選択]ドロップダウンから、使用するデータベースを選択します。 [Insight]、[ACD Detail]、[Intraday ACD Detail]、[Personal Connection]から選択できます。
  8. [完了]をクリックします。

  9. [データのインポート]ウィンドウが表示されたら、[OK]をクリックします。