ドメイン名は、アドレスがどのドメインに属しているかを識別するネットワークアドレスの一部です。この用語は、ブラウザのアドレスバーに入力するWebサイトのアドレス(nice.comなど)としてよく知られているのではないでしょうか。すべてのドメイン名がWebサイトに関連付けられているわけではありません。一部のドメイン名は、アプリケーションやサービスのホストコンピューターやサーバーを識別するためにアプリケーションやサービスで使用されます。CXoneのために許可する必要があるドメイン名のほとんどは、この種類のドメイン名です。
完全修飾ドメイン名(FQDN)は、ホスト名、ドメイン名、トップレベルドメイン(TLD)を含む完全なドメイン名です。コンピューター、リソース、またはホストの正確な場所を指定します。
FQDNの構文は、hostname.domain.TLDです。たとえば、A32.niceincontact.comは、
CXoneで必須のFQDN
CXoneでは、特定のFQDNが組織のファイアウォールを通過できるようにする必要があります。これにより、CXoneアプリケーションが適切に機能できるようになります。ベストプラクティスは、必要なすべてのFQDNを許可することです。FQDNが許可されていない場合に、CXoneアプリケーションがFQDNに接続しようとすると、エラーが発生したり、失敗したりする可能性があります。これにより、組織の遅延やビジネスの損失が発生する可能性があります。
NICE CXoneは次の変数に基づいてFQDNテンプレートを使用します：
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- {custom}は、組織から要求されたカスタムホスト名に対応します。 カスタム変数は、いくつかの異なるCXone製品機能を介して割り当てることができます。
- {num}は、Engage QM Integratedのホスト割り当てに対応します。
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クラスター固有のFQDNリストでは、一部のドメイン名にこれらの変数のいずれかが含まれています。たとえば、screen{num}.engage.incontact.comです。リストにそれらが表示されたら、FQDNを許可リストに追加するときに変数を適切な情報に置き換えます。これらの変数がCXone システムにどのように適用されるかわからない場合は、あなたのCXoneアカウント担当者に問い合わせてください。
組織がカスタムホスト名をリクエストした場合、
NICE CXoneはこれらのクラスターに、PaaS（Platform-as-a-Service）クラウドサービスを使用します。 このため、指定するIPアドレスリストは包括的ではなく、固定割り当てのアドレスのみを表示します。 有効なトラフィックをブロックしないように、ホスト名を使用してフィルタリングするファイアウォールルールを構成することをお勧めします。 また、AWS/cloudfront IPアドレスは予告なしに変更される場合があることに注意してください。 上記のFQDNの到達可能性を確保するための予防措置を講じてください。
必要なFQDNを見つける
CXoneシステムに必要なクラスター固有のFQDNのリストを見つけるには、クラスター名を知っている必要があります。これは文字の後に数字が続きます。クラスターはリージョンベースであり、名前の中の文字はクラスターが配置されているリージョンを示します。
- A：Australia
- C：北米（FedRAMPを含む）
- E：ヨーロッパ
- J：日本
- L：英国
- M：カナダ
原則として、番号は各リージョン内で作成された順序でクラスターに割り当てられます。
他のFQDNは、音声実装または組織が使用する特定のアプリケーションの要件の一部です。FQDNを検出するには、以下を知る必要があります：
- クラスター名。
- 組織が使用しているCXoneアプリケーションの完全なリスト。
- 組織が統合ソフトフォンを使用しているかどうか。
この情報がわかったら、接続要件の検出オンラインヘルプウィザードを使用して、組織に必要なFQDNを見つけます。