キュー内のケース優先度を変更する

キューで割り当てを待っている間に、ケースの優先順位を自動的に変更することができます。 そのため、エージェントによるケースのの処理が早くなります。

コンタクトセンター管理者のAkela Wolfeは、エージェントを長く待たせているコンタクトを、より優先度の高い別のキューに割り当て直したいと考えています。

この自動プロセスを実現するために、Akelaは、10分の遅延実行と以下の遅延条件を持つ ケース作成トリガーを作成します:

  • ケース待機時間:トリガーが作動するまでのコンタクトの待ち時間を指定できます。 Akelaはこれを10分に設定しています。
  • ケースステータス:このトリガーが適用されるケースのステータスを指定できます。 Akelaは、新規開くを選択し、まだエージェントとのインタラクションがないコンタクトのみをターゲットにしています。

次いで、彼女は別のキューへのリルートケースのジョブを作成します。 また、彼女はキュージョブでケース優先順位の変更も行い、優先順位を高くして迅速に処理できるようにしています。 彼女トリガーに両方のジョブを追加します。

この設定により、10分間キューで待機していた新規コンタクトは、自動的に高い優先度で新しいキューにルーティングされます。 これにより、コンタクトはできるだけ早くエージェントに接続され、待ち時間を短縮することができます。

新しいジョブの作成

  1. アプリセレクターをクリックして、次を選択します:ACD
  2. Digital > 自動化ジョブに移動します。

  3. 追加をクリックします。
  4. ジョブの機能を説明する名前を入力します。
  5. アクションドロップダウンから、 キュー内のケース優先順位の変更を選択します。
  6. ドロップダウンから優先度を選択します。 数値が低いほど、優先度が高くなります。
  7. [保存]をクリックします。

トリガーにジョブを追加する

  1. Digital > 自動化トリガーに移動します。

  2. このジョブを割り当ていトリガーを探し、開きます。

  3. 既存のジョブを追加をクリックします。

  4. ドロップダウンを使用してジョブを選択します。 ドロップダウンには、ジョブの アクション ではなく、ジョブにつけた名前 が表示されます。
  5. 追加をクリックします。