自動化スケジューラ
スケジューラは、指定された時間間隔で関連するジョブを繰り返し実行します。
コンタクトセンター管理者のAkela Wolfeは、GDPRなどのデータ保護ポリシーに準拠するため、一定日数が経過したコンタクトデータを削除したいと考えています。
この自動化プロセスを実現するために、Akelaはスケジューラを作成します。 彼女は実行する間隔を毎日午前0時に設定し、以下の条件を適用します。
- エンドユーザーが最後に変更した時間—彼女が指定した時間より後の時間または前の時間のコンタクトのいずれをターゲットにするかを指定できます。 Akelaは 90日以上経過したコンタクトをターゲットにする条件を設定します。
次いで、彼女はすべてのアイデンティティのエンドユーザーの名前を削除するジョブを作成し、スケジューラーに割り当てます。
この設定により、90日以上経過した連絡先はすべて、CXoneからデータが削除されます。 Akelaはスケジューラーを使っているので、このジョブは毎日午前0時に実行されます。
スケジューラの作成
- アプリセレクターをクリックして、次を選択します:ACD。
- Digital>自動化スケジューラの順にアクセスします。
- スケジューラの追加をクリックします。
- スケジューラーの名前 を入力します。
- 実行する間隔を入力します。 このフィールドはCrontabフォーマットで入力しなければなりません。 このフォーマットで目的の間隔を書く方法の例については、 https://crontab.guru/examples.htmlにアクセスしてください。
- データセットドロップダウンを使用して、スケジューラがケース、メッセージまたはエンドユーザーに影響するかどうかを選択します。
- スケジューラを整理するフォルダーがある場合、ドロップダウンからこのスケジューラをどのフォルダーに配置するのかを選択できます。
- [保存]をクリックします。
- 詳細ページから、スケジューラの設定が完了したら アクティブ化をクリックします 。
条件を追加する
- 詳細ページから、条件を追加をクリックします。
- ドロップダウンを使用して、希望のジョブを選択します。 作成したばかりのもので利用可能な条件のリストは、以下のテーブルを参照してください。
- 選択をクリックします
- 条件によっては追加設定が必要です。 下のテーブルを参照しながら、操作してください。
利用可能条件
条件タイプ | 詳細と指示 |
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カスタム条件 |
指定したURLエンドポイントからの応答に基づいて、ジョブを実行します。 エンドポイントからの応答は、ブーリアン(trueまたはfalse)を返す必要があります。 この条件は、コンタクトセンタートリガー、プロアクティブトリガー、スケジューラーで機能します。
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カスタムスクリプト |
Primi言語で書いたスクリプトに基づき、ジョブを実行します。 この条件は、コンタクトセンタートリガー、プロアクティブトリガー、スケジューラーで機能します。 |
日時 |
指定された時間枠に、または時間枠外にジョブを実行します。
ジョブは一度に500人までのコンタクトを処理できます。 より多くの処理が必要な場合は、1日に複数回、異なる時間にジョブを実行させます。 |
エンドユーザー最終変更時間 |
エンドユーザーが最後にケースを変更してから定義された時間枠が経過している場合、ジョブを実行します。
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実行の確率 |
確率のパーセンテージに基づきジョブを実行します。 この条件は、コンタクトセンタートリガー、プロアクティブトリガー、スケジューラーで機能します。
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ジョブの追加
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詳細ページから、必要なジョブがすでに存在するかどうかに応じて、新しいジョブを追加するまたは既存のジョブを追加するのいずれかをクリックします。
- 新しいジョブを追加するをクリックした場合は、ステップに従って希望のジョブを作成します。 これらのステップは、このページの左側のメニューにある、そのジョブの個別のヘルプページで確認できます。
- 既存ジョブの追加をクリックした場合:
- ドロップダウンを使用して、追加したいジョブを選択します。
- 追加をクリックします。